釣り日誌 2007


 福井県小浜市のKマリンにお世話になることに・・・実はこのマリーナ、志摩に一号艇を買う(2002年)前から・・・ずいぶん前から気になっていたのです。当時はYAMAHAの21ftを扱っていたと思うのですが、私が今年7月に訪れた時はsuzukiのアグレッサーになっていました。オーナー夫妻にいろいろ話を聞き、船に関しても相当な知識があり、なおかつ「釣りに特化した」きわめて明快でシンプルなコンセプトを持ったマリーナであることが分かり、入会することにしました。船もちょうど私が行った時に2台の中古艇(16年式のアグレッサー)が置いてありましたので、即購入しました。こんな低度の良い中古艇は流通ルートに載らないことが多いのですが、クラブ艇だからこそのお買い得艇だったと思っています。

 実際乗ってみて感じたのですが、志摩のYAMAHA CUDDY23よりずっと剛性が高く、乗りやすい船でした。デッキも広く高さもあり、70馬力の割りに20ノット超で走れるのにはびっくりです。カディーは115馬力で22〜3ノットが最高でした。真夏の日本海のベタ凪ぎを走るのは最高の気分です。太平洋は凪ぎと言っても必ず1メートルほどのうねりがありますが、日本海はまるで池のような静けさです。


8/10

 試運転・・・オーナー(通称・自称「京福おとん」)同乗で案内をしてもらう。湾内のあちこちでナブラ発見、あらかじめ用意していたキャスティングロッドにメタルジグを結んで投げると、ごらんのサワラ(60cm)がいくらでも掛かってくる!。へ〜日本海ってすごいんだぁ。

 5匹釣って終了。たくさん釣っても後が困る。海岸伝いの危険箇所や釣りポイントを簡単に教えてもらって試運転終了。


08/14

 子供たちにサワラキャスティングをさせてやろうと出かけたが、先日湾内にあれほどいたサワラが見事に一匹残らず湾外に出てしまったらしく、ナブラ立たず。近海を走り回ってほとんど竿を出さずに帰る。


08/17

 友人とふらりと出かけたが、無風ベタ凪ぎの海でまったく生体反応なし。船を止めると暑くて暑くて死にそうになる。シーバスのナブラを発見するも反応なし。 海水温も高く、それでもクラブ艇ではヒラメが釣れた・・・なんて話もあって、少し頑張ったが、結局あきらめる。


09/01

    

 日本海があまり釣れないので魚菜と志摩を覗く。ペンペンシイラにダツ、そしてメタルジグになんとトビウオが釣れてきた。ダツが喰えないということを帰港後知る。


09/09

 この日は波が高く、同乗のじょしゅと弟子が酔いまくり、早々に帰港。それでも40センチほどのツバスと間違って掛かってきたアイナメでボーズ逃れ。


09/15

  サワラが釣れる・・・いや、掛かるのだが、なかなか捕れない。途中で口切れしたり、ハリスやリーダーを切られたりしてなかなかタモに入らない。結局釣れてくるのはサイズの小さいサゴシかツバスばかり・・・。

 ジグもご覧の通り、サワラの鋭い歯ですぐにずたずたにされる。いくらあっても足りない感じ。う〜む、対策を練らねば・・・。


9/20

 今年はサワラの当たり年みたいで、ハマチが食う前にサワラが食う感じ。あまり切られたり抜けることが多いのでオーナーに聞くと、私のリールのドラグを引っ張り、「あ、ダメ、これは固すぎる」ときっぱり。ドラグをゆるゆるにして、口切れを防ぐのが良いとのコト。ゆるいと刺さりが悪いので、がまかつ510のような細軸の針を使うんだそうだ。うむ、筋は通っている。次回やってみよう。サゴシ2匹、ツバス1匹。


10/04

 アオリイカを釣らせてやろうと小学生を連れてきたが、あまり釣れなかった。ツバスとアオリイカ2匹、ちっこいキジハタのみ。

 


10/14

 やった〜!初めてのヒラマサ!!同乗の魚菜がサワラの猛攻にあってリーダー切れや抜けで苦しんでいる中、ようやくサワラと呼べる獲物と、釣り人憧れのヒラマサをゲット。 よく引きましたぁ・・・ニコニコ。なおこの日魚菜が私にハリスに関する情報をくれた。その名もザイロンX・・・サワラの歯でも切れないハリス・・・。さっそくネットで注文。


10/25

 この日はなぜかハマチばかり。サゴシ2匹とハマチが5匹。せっかくのザイロンが試せなかった。


11/03

 シロサバフグが釣れていますよ、と聞いていたが、本当に釣れてきた。このフグは貴重な全身無毒のフグで、少し身が柔らかいので唐揚げなどにすると旨いのだ。

 

  海況いまいちでサワラ一匹。


11/08

  ザイロンXの効果は絶大だった。最初少し硬いので(耐光性が悪いためのコーティングによる)心配したが、使うとすぐに柔らかくなるので問題なし。写真のようにボロボロになるが、これがなかなか切れない。 ただし20号の2本針(つまりザイロン1本)は切られたし、写真のような一本針の30号ダブルのうち一本を切られたことはある。一応30号で今のところ逃したことは無い。

  

 それにしても、こんな天気でこんなに魚が釣れるともう言うことはありません。至福の時とはこの時点のことです。


11/17

この時期テールフックを使えとマリーナから指示が出る。根掛かりの嫌いな私はテールフックをつけずに始めるが、アタリがあってもなかなか針に乗らないので、仕方なくシングルをつけると、付けたとたんそのシングルに掛かってきた。恐れ入りましたぁ・・・この時期、水温が低くなると食いが浅くなるから、ということだった。サワラ3匹。 他にナブラのサゴシ1匹。


11/24

 先日のリベンジで魚菜、頑張ってサワラとハマチをゲット。私も大きなサワラをゲット。食味の良いサワラを釣って魚菜も満足。サワラ5匹、リーダー切れ1。友人のSも、初めてジギングでサワラを釣る。最初のジグを落とす・・・フォーリング時に食ってくる。


11/30

 ここのところ海が荒れ始めた。出られる日が週に一度あるかないかという状況だ。日本海は冬には弱い。しかし平日であろうとなかろうと、今年釣りに燃えている私は海況が良ければ仕事を捨てて海に向かう。なぜなら、出られれば必ず何かが釣れるという状況だからだ。 釣れる魚が長いのでホームセンターで業務用の400×850のまな板を買ってくる。クーラーももう少しデカイ(長い)ヤツにすればよかったよ。

  

 この日は波もあり、最初けっこう渋かったが、誰もいなくなったマルグリで連続2発のヒット。リーダー切れ1、バラシ2・・・。


12/21

 到着時雨マリーナでおさまるのを待つ。このところ天気予報が当てにならない、というか数時間でどんどん予報が変わり、結局予報になっていないのだ。湾口から2mの大波。一人だったらやめてたかもしれない。結局釣り場に着いたのは11時で、1時までマルグリで頑張ったがボーズ。アサグリに場所移動。やっとヒット、バレる。次になにやらデカイのが掛かり、ドラグが出っぱなし状態になる・・・慌ててドラグを指で止めたところでバレる(涙)・・・次にやっと釣れてきたのがシオ(カンパチの子供)の36cm。やれやれとりあえずボーズを逃れて次に、やっといつものサワラ76cm。タカテに移動してハマチを狙うもここでも一匹バラシて終了。冬の日は短く、時間がすぐに過ぎてゆく。

 


12/23

 年末年始と忙しいので今年の釣り納め。友人のSと意気込んで行き、一番(8:30)に船を下ろしてもらったが、結果的に最後に降ろしてもらっていても一緒だった(笑)。午前中マルグリとアサグリでノーヒット。1時からタカテでやっと写真の二匹をゲット・・・この日アサグリの同クラブ艇が70センチのヒラマサを上げたそうだ・・・うぅむ、もっとそこで粘ればよかったか・・・中潮だったが、潮があまり動かなかった。この時期珍しいベタ凪ぎで、これで釣れりゃ言うことなかったんだけどねー。ま、仕方ないか!。

 来年も頑張るぞー!


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