アユ釣り 2011


06/09 吉田川上流

   

  本当に久しぶりにアユ釣りを再開した。昨年から山の家を少し手入れをしてもらい、子供や孫たちとバーベキューなぞをしていたら、昔のことが懐かしく思い出されて・・・アユ釣りをしてみたくなった。昔使っていた道具を引っぱり出し、仕掛け糸などは期限切れで劣化しているだろうからと買い直し、見えにくくなった目で繊細な仕掛けを作る。私がやるというとじょしゅもやると言ってきかず、年券まで買わされた。じょしゅがやるのはあくまでもアユ釣りであり、道具や仕掛けやらを買い揃えてセッティングするのは全部私だ。そのうえ釣っている最中でもやれ仕掛けが切れただの、根掛かりしたから取ってくれ・・・とかはなはだうるさい。だから連れて行きたくはないのだが、将来もし私が倒れたら面倒を看てもらわねばならないので、仕方なく連れてゆくのである(ホントに看てくれるかぁ?)。

  昔取った杵柄とはよく言ったもので、久しぶりのアユ釣りにもかかわらず、まったく違和感はなかった(昔3か月で60日通った甲斐があった!)。3匹で1000円のオトリを6匹も買い、10時ごろに山の家のすぐ前を流れる吉田川に入ったが、誰もいない。誰もいないということは良いことだが、それだけ釣れていないということでもある。じょしゅの道具をセッティングして、その後自分の仕掛けを張り、すぐに一匹釣れたが、型が小さい。すべてが16cm〜17cmだ。その上アユが薄い。一度、アタリがあって針がすっぽ抜けたので、その周辺を再度探ると、釣れてきたのは背中に先ほどの針を付けたアユだった。縄張りが広いということはアユが薄いという意味でもある。こんな時は一度釣れるとそこでは当分釣れない。

 それでも3時までに8匹が掛り、一匹をタモから逃がした。じょしゅはと言うと・・・「なんか、このアユすぐに弱るよ〜」と言いながら4匹のオトリを引き殺し、一匹を逃がし、それでも一匹釣り上げた。一匹とはいえ、坊主とはえらい違いである。この日の夕食は本当に久しぶりの天然アユの塩焼きが皿に乗ったことは言うまでもない。18日がかつての私のホームグラウンド根尾川の解禁らしい。今度は根尾にも行ってみよう。

 


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