映画の話 2007


最近は邦画がけっこう賑わっていますね、いいことです。日本映画をハリウッドがリメイクするって、昔では考えられないようなことが頻繁に起こっていますが、さすがにネタ切れってことですか?、そんなこと無いと思うけどなー。

<2007年度観た映画> グリーンはレンタルDVDで観た作品です

題名 主演など

寸評

LUCKY NUMBER SLEVIN ジョシュ・ハートネット  ブルース・ウィリスモーガン・フリーマン、ベン・キングズレー 、見よこの豪華な顔ぶれを。これだけでけっこうな制作費だと分かるなあ。少し凝った復讐劇である。ま、内容もいつになく面白かったかな?最後のどんでん返しみたいなものが少し予測ができるところが良かったね。
THE DEPARTED レオナルド・ディカプリオ  マット・デイモン、ジャック・ニコルソン ・・・囮捜査のスパイは誰!?という韓国映画のリメイク映画だ。アメリカではけっこうあるらしいが、危険といえば危険な仕事だよねー。題名のTHE DEPARTEDとは死人(死体)を意味する英語らしいが、「分けられた」という表現がキリスト教っぽい表現であると思ったなぁ。
明日の記憶 渡辺 謙  若年性アルツハイマーを題材にした映画。この手の映画は暗く、やるせない雰囲気のものが多いが、何故か最後まで見入ってしまったが、あとでこれはやはり渡辺謙の演技力のせいだったかもしれないと感じた。
AN INCONVENIENT TRUTH  アル ゴア  アメリカの良心ゴア元副大統領の講演会ビデオ・・・映画だと思って見ると失望する。地球温暖化の問題を真摯に取り上げているのは分かるし内容も大切なことだが、映画で上映する以上もう少し、例えば温暖化がもたらす洪水だとかのインパクトのある映像をもっと取り入れるとかの工夫が欲しかったと思う。
DREAM GIRLS ビヨンセ ノウルス  ジェイミーフォックス、エディーマーフィーもいい味出していました。これぞアメリカンドリームって映画だ。それにしてこの三人といい、ジェニーファーハドソンといい、多才だね。これだけの歌唱力と演技力を兼ね備えているなんてね・・・これもすごくアメリカっぽくて、いろんな意味で感動しました。
BOBBY みんなが主役  1968年、大統領候補ロバートFケネディー上院議員暗殺を背景に、事件現場となったアンバサダーホテルを中心に繰り広げられる人間模様を描いた、なかなか見ごたえのある映画。 ローレンス・フィッシュバーンってなかなか存在感のある役者ですね。ただ、ケネディー議員の訴えていたことが40年も経った今、そのままアメリカの問題となっているのには愕然とした。アメリカ、いや世界はまったく進歩していないのではないだろうか。
PERFUME ベン・ウィショー とにかく変わった映画を見たいという人にはお勧め。18世紀フランスの犬並み、いや犬以上の臭覚を持ったジャン・パティスト・グルヌイユ・・・やがて香水師となり、伝説の13番目の香水の原料を作るのだが・・・13番目と言うのが何かを予感させますね。
DEJA VU デンゼル ワシントン  こういう映画は最後の落ちが大切だが、その大切な部分は失敗しているものの、全体としては60点くらいかな?。それにしても題名から、もっとスピリッチュアルな映画かと勝手に思っていたが、あんな機械があるわけねーだろー・・・それにあんな技術があるならどれくらい電力を使うか計算できるだろうに、二度も停電するなんてね・・・ま、いいか。
MUSIC & LYRICS ヒュー グラント  原題「曲と歌詞」に「ラブソングが出来るまで」という邦題がついたこの作品、コーラに頼まれた歌詞に引っ掛けて、最後がなかなか泣かせましたねー。歌を採用されて喜び、アレンジに怒り、哀しい決別のあと、幸せになる二人…つまり喜怒哀楽がはっきり表現された佳作である。実際アレックスが歌う場面では歌詞にジーンときて、はからずも涙が出てしまった。
HANNIBAL RISING ギャスパー・ウリエル  何故ハンニバルがカニバリストになったか…という意味のRISINGだが、こりゃまったくの別物映画だった。だいたい主役がアンソニーホプキンスに似ていない。最近じょしゅは怖い映画は見ないので、エアロビのインストラクターのミナと見に行ったのだが、見たあと、残虐シーンに慣れてしまっている自分たちも少し怖いよね、という自己評価を下した(笑)。15R。
東京タワー オダギリ・ジョー  まったくもってフツーの、誰にでもある人生を描いた作品。題名にもなった東京タワーの影が少し薄かったのと、コレちょっとマザコンじゃねーの?って感じの主人公だったが、同時代の生き様と、樹木希林の上手な演技もあってなんとなく引き込まれ、最後まで寝ることなく見てしまった。
The Reaping ヒラリースワンク  面白い恋愛喜劇だとじょしゅを騙して一緒に行った。観客は我々二人きり…すぐにじょしゅが騙されたと分かって逃げ出しかけるのを励まし、なんとか見た。内容と言えば無神論者を徹底的にやっつけるための支離滅裂な映画であった。無心論者の主人公が結局悪魔の子を孕む…それみたことか!なんてね。
Prestige    もう少しハイレベルな騙しかと期待したが、途中で結末が予想できた。映像的にも少し暗く重い作品で、「この結末は誰にも言わないように」というプレゼンテーションが少し空しく感じられた。
ZODIAC ジェイク・ギレンホール  長−い映画、途中で眠たくなった。そのまんまの実話なのでもう少し眠気を覚ますような脚色してもいいかもね。
    この間、なんか観たんだけどね・・・思い出せない!!!最近面白い映画がないので、だんだん見る気も起きなくなってきた。
続・三丁目の夕陽    第一回目で一番存在感があった茶川龍之介が今回の主人公となった。彼とヒロミの恋を背景に念願の芥川賞候補に名が上がる・・・第二作目としてはマアマアの出来であった。しかしその後ヒロミが幸せになったのかどうかは定かではない(笑)。
SAW4    怖い映画好きの私とミナ・・・誰も一緒に行ってくれないのでいつもこんな映画は二人で観るのことになる。ただしこの映画、最初のサスペンススリラーとはだんだん趣を異にして「どうやって残虐に人を殺害するか」という方向に流れていってしまったようだ。ただのホラー映画に成り下がってしまったのだ。
     CSのスターチャンネルに加えてWOWWOWまで契約しちゃったのでなかなか映画館に行かなくなっちゃったよう

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