touring diary 2006/7/5-13 @


7/5

 前日夜の9:30に岐阜を出発。名神高速で一路敦賀港まで向かう。久しぶりにバイクに乗った助手の運転は相変わらずモッタくさい・・・普通の道ならまだしも、恐怖の夜の名神高速道路である。あまりに危険予知能力に欠けた、周りを気にしない無頓着な走りに、見ていて胃が痛くなってくる。80Km弱の一定速度で走る助手の後ろをついていると、後ろから大型トラックが目一杯接近してくる・・・こ、怖い!!冷や汗が流れる。パーキングで止まり、助手に「車の流れに乗るように」言い聞かせる。何でこんなところで安全講習をしなければならないのだろう。これから先、本当に北海道を回ることが出来るのだろうか・・・。帰ってきた時、私は胃潰瘍になっているのじゃないか?・・・まさに暗澹たる思いで何とか2時間かけて敦賀港に 行き着いた。そこでまた助手がグズる。フェリーにバイクを積む際に、あの坂道が登れない・・・とグズるのである。「途中で止まったら、もう発進できない!」あぁ、もういい加減にしてくれえ!・・・いっそ旅行を中断して帰ろうかとも本気で思った。幸い一台ずつゆっくり乗せていったので何とか自分で乗せることが出来たが、これから先が思いやられる初日であった。

   出航AM1:30。フェリーは特等室を頼んであったので、部屋はツインベッドの安いビジネスホテル並みで、まあまあ振動も少なく、ゆっくり寝ることが出来た。朝起きて飯を食い、午前中はダラダラ寝て過ごすが、午後から助手の要望で一時間卓球(久しぶり!)で一汗かき、その後ミストサウナとデッキのジャグジーバスに入ってゆっくりする。これは大正解で、体も気分も爽快になった。

 定刻どおり夜の8時半に苫小牧東港に到着。下船し、36km走って宿が予約してある苫小牧駅前に向かう。気温は9度!さむー。冬物持ってきてよかった!。途中道が轍で凸凹である。ああ、もう北海道には予算がないんだなぁ・・・きっと。この近くの夕張市も破産したようだし、お、そういえば苫小牧といえばあの有名なセクハラ市長の町ではないか。バイカーにとって夢の大地である北海道もいろいろな問題を抱えている。ま、しかしそんなことは忘れて、せっかくの北海道を楽しもう。まずは夕飯から(笑)。ホッキガイの刺身、時期外れのタラバ、初めてのラム肉、柔らかくて味付けも良かったがラム肉ってやっぱりあまり好きになれないなあ。芋焼酎の水割りを2杯。助手1杯。メニューにキトピロの卵とじって書いてあったので何かと思ったら、行者ニンニクのことでした。10時頃ホテルに帰って寝る。

  


 7/6

  朝4時に起きてワールドカップ準決勝「フランス×ポルトガル戦」を見る。助手は一緒に起きたがすぐに熟睡。朝食の時に天気予報を見ると今日は昼から小樽は雨とのこと。最初の予定では支笏湖、積丹半島を回って小樽に泊まる予定だったが、急遽変更。8時に出発。とりあえず高速道路で小樽まで向かい、ホテルの屋根つき駐車場にバイクを停め、ホテルの横のレンタカーを借りて積丹半島を回る。この「雨だからレンタカーを借りる」という発想は助手の発想である。バイカーの隅にも置けない軽々しく情けない発想だが・・・なるほど!と思ってしまう自分も弱い。しかしまあ、結果的には正解で、しのつく雨の中濡れもせず積丹半島を回ることが出来た。

 夏の北海道といえば食うものは決まっている。エゾバフンウニである。途中の岬のあちこちで「ウニ丼」と書かれたのぼりが立っているが、じっくり旨そうな店を探す。雨にもかかわらずけっこうな客足の店に入ると、「限定25食アカエゾバフンウニ丼」と書かれたメニューが目に飛び込んできた。こ、これだ!食うものはこれしかない。二つはくどいかなと思い、普通のウニ入り海鮮丼を比較の意味もあって頼んだが、写真で見てもわかるが、色がまったく違う。味も確実に違う。アカバフンウニは小さいが味が濃く、なおかつ(内地で食う時のような)臭みがまったく無い。これを食ったらもうこれ以外のウニは食えない。結果的に美食は人を不幸にするかもしれない。

 雨のおかげで風景はあまり見れなかったが、のんびりとがら空きの温泉に漬かり体を温める。積丹半島の先っぽあたりの岬温泉である。助手に運転をさせて 朝の早かった私は昼寝だ。これもバイクでなくて良かったことのひとつだ。もっともバイクの時はあまり眠たくは無いが。ぐるりと半島を回り、小樽に帰る途中、仁木町という町でサクランボがたわわな実をつけていた。後で知ったのだが、このあたりは道内でも有数のサクランボの生産地であるらしい。今がちょうど時期で、沿線の各所にこんな店が並んでいる。早速一箱買って帰る。最近の私は果物が大好きなのだ。特にサクランボは好きで、5月の終わりに一風と山形に寄った時にはまだ時期が早く、その場で食べられなかった。今回北海道に来て初めて知ったことだが、 岐阜に帰ってからスーパーに行くと確かに「北の大地から」と銘打って道産のサクランボが並んでいた。買う日にもよるだろうが、新鮮さがやはり違う。

 夕方からは雨がやんで小樽の散歩・・・しかし助手にとって散歩と買い物は同義語であるらしい。普段エアロビ仲間のミナとマリに「買い物クラブの副会長」と呼ばれているのだが(ちなみに会長はミナ)、あっちにフラフラ、こっちにフラフラ・・・バイクで来ているので大物は買えないのが幸いしているが、それでも小包という手もあるので油断は出来ない。歩き疲れて飯を食うことになったがもう海鮮には飽きた。ラーメン店を探して駅のほうまで歩く。時々中を覗き込みながら感じのいい店を探し(もっとも小樽にはそんなにラーメン屋は無いが)入ったら無人・・・一瞬冷や汗が出たが、出てきたラーメンは絶品であった。その後客も増え、ま、好き嫌いもあろうが、旨そうでしょ?。 地元の極うま生ビール2杯。

NEXT 7/7-8へ

 



バイクTOP BACK HOME